胡蝶蘭は美しい花姿と芳醇な香りで人気のある観葉植物ですが、花が終わると悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、適切なお手入れをすることで再び美しい花を咲かせることができます。
そのために必要なのが、適切な肥料の与え方です。
胡蝶蘭の花が終わったら
胡蝶蘭の花が終わった後のお手入れ方法について、ご紹介します。
花が終わったら、肥料を与えて栄養を補給しましょう。
また、古い葉や根を切り取って、水やりに気をつけてあげることも大切です。
そして、再び花を咲かせるためには、充分な光や風通しの良い場所に置いて、適切な温度管理をすることが必要です。
しっかりとお手入れをして、長く美しい胡蝶蘭を楽しんでください。
肥料以外の胡蝶蘭の花が終わった後のお手入れ方法については下記のリンク先で解説しています。
>>胡蝶蘭の花が終わったらどうする?お手入れ方法と再開花させるポイント
胡蝶蘭の花が終わった後の肥料について
胡蝶蘭は、花が咲いている間は肥料を与えないようにしましょう。
花期中に肥料を与えてしまうと、花が短命に終わってしまうことがあります。
一般的に胡蝶蘭の生育期は春から秋ごろとされており、この時期に肥料を与えることが推奨されています。
特に、花芽が形成される時期には、適切な栄養分を与えることが大切です。
肥料は、無機肥料や有機肥料、液体肥料などがありますが、種類によって使用するタイミングや方法が異なるため、しっかりと説明書を読んで使用しましょう。
また、胡蝶蘭の花が終わった後に肥料を与える際には、土の表面に散布するだけでなく、根元に近い場所に肥料を与えることが重要です。
根元に近い場所に肥料を与えることで、根から直接栄養分を吸収することができます。
さらに、肥料を与えた後には必ず水やりを行い、肥料がしっかりと浸透するようにしましょう。
水やりは、土が乾いてから行うのが良いでしょう。
花期中には、水やりにも注意が必要です。水をたっぷり与えすぎると、根腐れの原因になります。
胡蝶蘭は、適度な湿度がある環境を好むため、水を与える際には霧吹きなどで葉全体に水をかけるのも効果的です。
胡蝶蘭の花が終わった後に再開花を促す肥料の種類
胡蝶蘭の花が終わった後に再開花を促すためには、適切な肥料を与えることが重要です。
胡蝶蘭には、成長期と休眠期があり、肥料の種類や量を調整する必要があります。
成長期の肥料としては、窒素、リン、カリウムが含まれたものがおすすめです。
窒素は葉や茎の成長に、リンは根や花の発育に、カリウムは花芽の発生や開花に関与します。
特に、カリウムが多く含まれた肥料を与えることで、胡蝶蘭の再開花を促すことができます。
一方、休眠期には、窒素を含まない肥料が適しています。
休眠期は、花芽の形成が終わってから新しい花芽ができるまでの期間で、この期間中に窒素を多く含む肥料を与えると、葉や茎の成長が促進されてしまい、再開花に悪影響を与えることになります。
また、肥料を与えるタイミングも重要です。
花が咲いている時期や、新しい花芽ができている時期に肥料を与えると、花が傷む原因になります。
適切な時期に、適切な種類の肥料を与えることが胡蝶蘭の再開花を促すためには欠かせません。
花が終わった胡蝶蘭におすすめの肥料
花が終わった胡蝶蘭におすすめの肥料として、ハイポネックス、プロミック、エードボールがあります。
これらの肥料は、栄養素をバランスよく含んでいるため、胡蝶蘭の栄養補給に最適です。
ハイポネックス
ハイポネックスは、花に必要な栄養素をバランスよく含んでいるため、胡蝶蘭にもおすすめの肥料です。
また、独自の緩効性技術により、長期間にわたって栄養を与えることができます。
花が終わっても肥料を与えることで、次の花への栄養補給にもなります。
プロミック
プロミックは、肥料の中でも特にリン酸を豊富に含んでいるため、花の成長や発根に欠かせない肥料とされています。
また、微生物が肥料中に含まれており、花の根に働きかけ、根を強く健やかにする効果もあります。
花が終わっても肥料を与えることで、根の健康維持に役立ちます。
エードボール
エードボールは、胡蝶蘭の根に対して酸性度が低いため、安全に使用できる肥料です。
また、微生物が多く含まれており、根の健康を促進する効果があります。
一方で、成分が強力なため、使用量に注意が必要です。
以上のように、胡蝶蘭にはさまざまな肥料があります。花が終わった後も栄養をしっかりと補給することで、次の花の成長につながります。ただし、適切な量を守り、与えすぎには注意しましょう。
花が終わっても楽しめる胡蝶蘭の魅力
花が終わった後でも楽しめる胡蝶蘭の魅力とは?
胡蝶蘭は、美しい花姿と高級感があり、その魅力は花が咲いている期間だけではありません。
花が終わった後も、緑の葉が存在感を放ち、室内に自然な雰囲気を与えてくれます。
また、胡蝶蘭は再度開花することもあり、その時は新しい花が咲いて楽しめます。
育て方によっては、花を咲かせ続けることもできます。
胡蝶蘭は長く愛され続ける植物であり、その魅力は終わりのないものと言えます。
まとめ
胡蝶蘭の花が終わっても、正しい肥料の与え方をすることで再び美しい花を咲かす事を目指すことができます。
肥料の選び方や与え方をしっかり押さえ、胡蝶蘭を美しい状態で育てましょう。
肥料以外の胡蝶蘭の花が終わった後のお手入れ方法については下記のリンク先で解説しています。
コメント